HOME > 手ぬぐいへのこだわり
手ぬぐいの起源は古く、奈良に都があった奈良時代にまでさかのぼります。
その時代、天皇が手を拭うものとして麻の生地(奈良の伝統工芸品「月ヶ瀬の麻」などが知られている)が献上されていました。それが手ぬぐいの起源と言われています。
当店は、手ぬぐいの発祥の地に店舗を構えることからも、本物の手ぬぐいの魅力を広めたいと考えております。
伝統的な職人技と、現代のセンスによるコラボレーションから生まれた当店の手ぬぐい。それを生み出すためのこだわりについてご紹介いたします。
当店の手ぬぐいは、そのデザインセンスの高さからも、注目を集めています。
それを支えるのは、ネット店長を始め、3名からなるデザインチーム。奈良で行われているお祭りや、ならまちの象徴、猿沢池や庚申堂などをモチーフにいたしました。
デザインする際は、奈良の文化や魅力を壊すことなく、現代的なセンスを感じさせるように努めています。
こだわりぬいた末に生まれた手ぬぐいデザインの数々。ぜひともお手に取ってご覧ください。
デザイナーの奥野由佳です。
奈良は、国内でも古くからの伝統や文化が存在する町。それに加えてゆったりとした時間の流れや、暮らしている方々のおおらかさや、雄大な自然が魅力です。
これからも多くの方に奈良の良さを知っていただくために、奈良のイベント、建物などをモチーフにデザインしていきたいと思います。
当店では、手ぬぐいを染める際に、「伊勢型紙」を使用しております。
手ぬぐいは「注染(ちゅうせん)」と呼ばれる技法で染めており、その際に必要なのが「伊勢型紙」とよばれるものです。
伊勢型紙は、和紙を柿渋で貼り合わせてできた柿渋紙に彫刻を施されてできたものです。さらに妙と呼ばれる絹糸を手貼りし、柿渋を塗って仕上げる、非常に手がかかる工程で作られています。
まさに、職人技ともいわれる作業によって作られた型紙。当店は、この型紙を使って美しい手ぬぐいをお作りしているのです。
和晒とは、機械的に乾燥させた生地ではなく、天日干しによって乾燥させた布のことです。
当店の手ぬぐいは、国産の最高級和晒(わざらし)から作られています。
一般の和晒よりも格段に手触りがよく、水分の吸収率が高いため汗をよく吸い取ります。
また、一般的なサイズは横幅が35cmなのですが、当店ではデザインを生かすために、横幅を37cmにしています。
使い勝手もよく、デザイン性も高い当店の手ぬぐいは、素材である和晒にこだわることによって作られているのです。
やはり素材にこだわってこそ本物。当店では、最高級の和晒(わざらし)を使うことで、手触りが良い手ぬぐいを作っております。
当店の手ぬぐいは、全て注染(ちゅうせん)という技法で染めております。
注染とは、重ねた布に染料を注ぎ、模様部分だけを染めていく方法です。型紙を用いるため、模様を綺麗に染め上げることができます。また、布を折りながら糊置きするので、柄が左右対称になるのが特徴です。
伝統的な技術に基づいた手作業で、主に手ぬぐいや浴衣、ふきんなどが染められております。
明治時代(1868〜1911年)を迎えると、人造染料の輸入が盛んになり、図柄も次第に複雑化を見せ、手ぬぐいの染め方も一色染めから多色染めに移行しつつありました。 その際に、糊料(こりょう)の改良や伊勢型紙が使用される様になり、従来の浸染(しみぞめ)から「注染」へと大きく変化するようになったのです。
注染の行程は以下のようになっています。
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入荷した生地を薬品により精錬・漂白し、生地に付いている余分な糊や汚れを洗い落とします。![]() |
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しっかりと乾燥させた生地を糊付台の上に敷き、謄写版の役割を持つ「伊勢型紙」を生地の上に乗せます。その上からヘラで防染糊を付け、さらに一型毎に生地を折りたたんで糊付けを行います。 ここで約1m毎に折りたたむため、1反に付き12回折り返すことになります。それを3〜4反積み重ねて糊付台から下ろします。 生地の折り返しには相当の技術を要し、細かい柄ほど念入りに行わなければなりません。 ![]() |
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板場で型置された生地の上に置き、生地の上から染料を十分注ぎ込んで染め、さらに生地を反転させて同じ方法で再度染めていきます。このように、生地の裏表から2度染色するのが「注染」最大の特徴といえるでしょう。 長年にわたって培われた職人の優れた技術と感覚によって、独特の色合いや微妙なタッチ、立体感などが表現されていきます。 ![]() |
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染め上がった後、型置の時の糊と、上かぶりした余分な染料を十分に洗い流します。 これらの作業に携わる職人を浜方(はまかた)と呼びます。 ![]() |
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生地を十分水洗いした後、遠心分離機によって完全に脱水し、天日または室内の乾燥設備で立干しします。 |
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